2007年11月3日土曜日

鷺娘(さぎむすめ)


しばらくブログを書かなかったのは、機械がうまく作動してくれなくて(本当は、うまく操れなくて)今日まできてしまいました。
10月から12月まで、怒涛のように(ちょっとオーバーかな)行事が続き、この22日でやっと今年の行事納めになりました。
今日は、坂東玉三郎公演の鷺娘について書くつもりでしたが、あまりにも公演日から日にちが過ぎて、あの時の感動が思うように表現出来そうにないので、じっくり振り返って、心にしっかり留めておきましょう。

2007年10月29日月曜日

くし かんざし こうがい



女性のおしゃれは、すばらしいです。
かつて、女性の美しい黒髪を飾った、かんざし、くし、こうがいの数々。
このかんざしを一同に集めた、くしかんざし秀逸展が、
地元 長久手の名都美術館で11月18日まで公開されているので行って参りました。
必見です。
上村松園などの、日本女性の着物姿の日本画と、江戸時代からの女性の髪型も同時展示されたものですが、やはり、かんざしのワザを、かつての名工が競い合ってつくられ「かんざし」の細かな技巧は必見です。
かつての上流階級の方が黒髪にさしたであろう「ミキモト」製の象牙、真珠、宝石をちりばめたものなんかは、オススメ。本物の白べっ甲のおいらんのかんざしも本当にすばらしいものでした。
日本の名匠と女性達のつちかってきた豊かな感性と繊細な美意識を認識しました。

■名都美術館 「くし こうがい 秀逸展」
http://www.meito.hayatele.co.jp/

2007年10月26日金曜日

舞台に向けて


9月、10月、11月と舞台出演が目白押し。 残り11月の3つの舞台を目指して、いよいよ最後の追い込み。生徒さん達、がんばってね。おけいこはどんなにしても、しすぎるという事はありません。おけいこをした数だけ舞台に現れます。もうこれだけすれば大丈夫と思うのは、一番いけません。それ以上上達しません。最後の日まで一箇所でもきちんと、美しく踊れるよう、努力しましょう。一生懸命向上を目指すあなたの姿は、きっと素晴らしい人間性を生み出すでしょう。私紫水もがんばります。紫水の残された出し物は、「潮来あやめ」と「初桜道成寺」。 どちらも、まだ自分に満足のいく出来栄えになりません。 おけいこ!おけいこ!一筋ーーー。皆さん、一緒によい舞台を作りましょう。

2007年10月24日水曜日

本物に感激!! 師匠に感謝!!


先日 伊勢神宮神嘗祭(いせじんぐう かんなめさい)に行ってきました。  
この神嘗祭(かんなめさい)は、神宮の正月と言われ、初穂を神様に捧げ、五穀豊穣を感謝するお祭りです。10月20日から23日まで続く祭事の中、全国から日本の祭りが集結する奉祝踊りがあるときき、さっそく行って参りました。
すばらしかったです。
皆さんにも、よく知られているところでは、「阿波踊り」「越中おわら風の盆」「沖縄エイサー」などなど、全て現地から来られた本物です。!!
民踊はよく踊られますが、現地の本物にこんなに沢山出会えるなんて、もう感激 感激です。
なかでも、以前から興味のあった秋田県の「西馬音内盆踊り(にしもないぼんおどり)」には、すっかり魅せられ、踊り子さんのところへ押しかけ、いわれや衣装、おまけに踊りも教えてもらっちゃいました。皆さん、秋田美人です。
  実は、私は、全国各地の、この本物の盆踊りを、全部知っています。
  なぜかといいますと、・・・ 私のかっての師匠が本物を教えて下さったからです。
  今現地の方の踊りを見ても、衣装、音、間、感情等、師匠の教えと変わりません。
  ご自分にも生徒にも大変に厳しい尊敬する師匠でした。
  師匠、恐るべし。そして、ありがとうございます。 師匠、ばんざい。 師匠、感謝。
  本物を教えて下さって、有難うございます。
私も、生徒さんにできるだけ本物を教えるよう、勉強します。
一つだけ残念だった事は、最後に行われた総踊りに参加できなかったこと。
踊りバカは、終電に間に合いません。
今でも心残り、くやしいーーーーーー。

★ところで、当会がケーブルTVで放送されました。
  ↓ココを 押してみてくださいね。
http://www.himawari.co.jp/eye/0707index.html

2007年10月22日月曜日

詩吟の会におじゃましてきました


10月は、行事がめじろおしです。
お友達の三味線の会や、詩吟の会におじゃまして
踊らせていただくこともあります。
詩吟の会「岳風会」さんのホームページに、生徒さんの
踊っているビデオを入れていただいているのを
発見しましたのでリンクしてみました。

日本の美しい品格を、日本の伝統文化のコラボレーションで 伝えるために、いろいろな団体の方とも交流しています。
これをご覧になって、ごいっしょに活動していただける 方は、ぜひご連絡くださいませ。

[王将:生徒さん紫峰  紫直 悲しい酒:紫水]
下記の http://~をクリックしてページが開いたら、
ページ上の 6 歌謡吟詠 をクリックしてみてくださいね。

2007年9月18日火曜日

敬老の日に踊ってきました


地元の敬老会に招待されて、2曲踊ってきました。
皆さん、よくご存知の「みだれ髪」と「白雲の城」です。
100名ほどの方が、会場にいらしゃいましたが、
あとから「楽しかったよ」とお声をかけていただけるのは
いつでも、とても嬉しいです。
こういう時は、なるべく華やかな衣装で伺うのですが、
今日はフィリピンの方が来てみえて、たいへん美しいと
言っていただけました。
美しい?!
もちろん、顔のことではなくて衣装のことでしょうけれど(笑)
やっぱり、嬉しいものですね。

2007年9月15日土曜日

街でも着物を


こんにちは。

街でお茶を飲むのが大好きです。

今日は、着物の柄あわせを楽しみながら外出してきました。

昨今は、昔キモノが若い女性の間で流行しているようですね。
とても嬉しいことです。
着付けができるようになると、いろいろな着物がきたくなることと思います。
日本の着物は1年12ヶ月、毎月、たとえば夏は薄物、紋付、無地のものなど、粋な日本人の季節感に合わせて着る布地や柄が決まっていました。
最近では、そんな決まりごとも、気にしなくてもよくなって、若い女性が好きなようにアクセサリーもふんだんにつけて街を歩けるようになりました。
本来、着物は長い間、日本の女性の洋服でした。
ですから、当然、オシャレしていいんですよ。
昔から、年頃の娘さんたちが、きそっていろいろな遊びを工夫して着ていたんです。男性の着物の裏地なんかも、表は無地、裏はウサギが跳ねている柄で、満月の夜だけに粋にきこなしたりと、面白いものがたくさんあって、私は大好きですね。日本の着物は、調べてみると、その種類と遊び心におどろかされることと思います。どんな民族衣装にもまけません。
若い女性が、海外で日本の着物を着こなして歩いていただけると、それだけで羨望の的だと思うのですけれど、どなたか、ぜひ挑戦してみてください。